新生銀行は11日、米ゼネラル・エレクトリック(GE)の子会社で消費者金融「レイク」を運営する日本のGEコンシューマー・ファイナンス(東京都港区)を買収することで、GE側と合意したと発表した。買収総額は5800億円。9月末までにGEコンシューマーの全株を取得する。

 新生銀は傘下に消費者金融のシンキを抱え、今回の買収で顧客基盤の拡大など消費者金融事業の強化を目指す。

 GEコンシューマーは消費者金融のほか、住宅ローン、クレジットカード事業なども展開。200万人の顧客と1138の無人店舗網を持つ。貸付金残高は8840億円で、うち消費者金融事業の残高は6860億円。買収でシンキとの合計残高は約8000億円となり、新生銀グループの消費者金融部門は業界6位に浮上する。

 新生銀のティエリー・ポルテ社長は同日の記者会見で、「優れた経営陣、顧客基盤、ブランドを手に入れることができ、相乗効果を期待できる」と語った。一方、GEは、利息制限法の上限を超える「過払い金利」の返還請求が続くなど経営環境が悪化する中、消費者金融事業の継続は困難と判断。レイク売却に向けて新生銀のほか、アコムやプロミスとも交渉。3月末の最終入札で、新生銀が最も高い買収額を提示していたもようだ。
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